墓守コラム

お墓参りはいつ行っても構わない。その上で午前中がオススメの理由!

お墓参りに行く時間に悩む方が意外に多いのが私にとっては不思議です。

「午前中に行く方がいいのかな?」

「午後や夕方は縁起悪いの?」

「先勝や先負などの六曜との関係は?」

この記事を読むことで、もうこんなことで悩まなくて済みます。たった1500字。時間にして約3分。これであなたの悩みは一発で解消されます。では行きましょう。

結論 いつ行っても構わない!

まずはじめに結論です。

お墓参りは、いつ行っても構いません!

はい。もうこれでこの記事の役目はおしまいです。これ以上のことは考えなくて構いません。朝方、お昼、夕方、いつだっていいのです。その日が大安だろうと、仏滅だろうと構いません。雨の日でも雪の日でも、「お墓参りしたい!」と思った時がお墓参りの時なのです。

ただし、ひとつだけ例外を言うならば、常識の範囲内で周りが迷惑しない時間にして下さい。たとえば、開門時間が決まっている霊園の場合、当然ながらこれ以外の時間帯でのお参りはできません。また、夜に山門を開けているお寺もありますが、夜間のお参りは一般常識に照らしても迷惑です。こうした時間のお参りは避けるべきです。

お墓は、祖父母のおうちと一緒

結論は「いつ行っても構わない」ですが、その根拠をお伝えします。

お墓は、あなたの祖父母のおうちだと思って下さい。あなたはおじいちゃんおばあちゃんの家に「大安だから行く。仏滅だから行かない」と判断しますか?そんなことはないですよね。どんな時でも会いに行く、そしてどんな時でも受け入れてくれるというのが、家族であり、祖父母というものです。お墓も同じです。

実際に祖父母に会いに行く時には、事前に連絡するケース、何の遠慮もなくいきなり行くケース、これは関係性によってさまざまです。

ところがお墓の場合、一報なんて入れなくて構いません。「いまから行くよ!」と胸の内で想えば、もうそれはお墓の中のおじいちゃんおばあちゃんに届いています。お参りしたい時に行けば受けれ入れてくれる。それがお墓というものです。

子や孫が会いに来てくれて嫌がる祖父母はいません。同じように、子孫にお参りされて嫌がるご先祖様なんていないのです。お参りの時間を気にするくらいなら、今この瞬間に、さあ、お墓参りしようじゃありませんか!

午前中のお参りをオススメする理由

もう一度言います。お墓参りはいつ行っても構いません!

その上で、あえてオススメの時間帯を教えてほしいというのであれば、私は午前中のお参りを推します。理由は3つ。

1つ目は、まずは何と言っても空気が清々しいこと。世の中が動き出してから時間が間もない朝や午前中の方が空気が清らかに感じられます。お墓参りには、すがすがしい空気、清らかな心持ちが大切なのです。

2つ目は、午後よりも涼しく、お墓掃除などの作業がしやすいからです。掃除にはそれなりの体力がいりますから、身体に負担がないようにしたいものです。もちろん冬場は、暖かくなった午後からの方が動きやすいということもいるでしょう。そこは臨機応変に行きましょう。

3つ目は、午前中にお墓参りすることで、ハッピーな気分で午後を過ごせるからです。お墓参りを済ませて美味しいランチを頬張るあなたの姿を、ご先祖様は微笑ましく見守ってくれます。早いうちにお墓参りしておくことでその日一日が有意義になります。

お墓参りはいつ行っても構いません。思った時がそのタイミングです。あなたのお墓参りは、必ずあなたを、そしてご先祖様を幸せにしますよ。

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