人はみな、親から生まれ、育ち、老いて、やがて亡くなります。生まれてから亡くなるまでの間には親や子、おじいちゃん、おばあちゃん、友人や知人など、かけがえのないたくさんの人たちとの出会いがあります。
その人たちも、やがては命を終え、そして新しい命を育みます。お墓は、私たちが安心して還っていけるための「めじるし」であり、遺された人にとっては、亡き人と出会える大切な場所。そんな「命のリレー」のバトンとして、「お墓」は人間が幸せに生き、死んでいくために不可欠なものです。
そんなお墓文化が今、社会から疎外されようとしています。今、ここで、誰かが声を上げなければ人の命が軽視されるのでは?そんな想いから「墓守の会」を立ち上げることにしました。