お墓のすばらしいところは、だれでもお参りができ、だれがそのお墓を守ってもいいという点です。お墓参りやお墓の管理は、必ずしも家族でなければならないわけではなく、親戚でも、友人でも構わないのです。私は故郷を離れて20年になりますが、ことあるごとに幼なじみの友人から「墓参りしておいたよ」と連絡が来ます。墓守は、他人がしたって構わないのです。
目次
故郷を離れた私の代わりにお墓参りしてくれる親友
故郷を離れて20年。年に一度は欠かさずお墓参りをしていますが、それでも1年も経てば墓石は汚れ、雑草が生えてくるものです。年に一度のお墓参りとなると、1年分の汚れをたった数時間できれいにしなければならないので、体力的な負担は相当なものです。
ただ、私のの場合はとてもありがたく、小学校以来の親友が気が向いた時にお墓参りしてくれます。私の先祖に手を合わすだけでもありがたいというのに、墓石を拭いたり、雑草抜きまでしてくれたり。
どうして彼がわが家の墓参りをしてくれるのか。そう尋ねると彼は「お前が親友で、お前の大事にする家族が大事だからだ」と、シンプルに答えてくれました。
年に数度、気まぐれでお墓参りをしてくれる親友。そのおかげでわが家のお墓はいつお参りしても荒れ放題ということはありません。多少の落ち葉や雑草などはもちろんありますが、「誰もお参りしていない寂しいお墓」という感じがしないのです。お参りされているお墓にはなんとなく人の想いが感じられ、イキイキとしています。お参りされてこそ、お墓は輝くのです。
墓守の会が、あなたのお墓をお参りします
この記事を読んでくださっているみなさんは、私の親友でもなければ親戚でもありません。しかし墓守の会は、みなさんの友人や親戚になって一緒にお墓を守ります。心を込めてお墓参りもしますし、墓石の掃除もします。
私の親友が気づかせてくれたこと。たまにで構わない、たった少しだけ掃除とお参りをするだけでこんなにもきれいにお墓を保つことができること。そして人のお参りがあるお墓はなんだかイキイキしていること。この2点です。
みなさんの故郷にお墓掃除やお墓参りをお願いできる友人や親戚はいますか？ いないという人の方が多いのではないでしょうか。
だからこそ、私たち墓守の会が、可能な限りみなさんの友人や親戚となって、あなたのお墓参りに出向きます。あなたが大切にするお墓を一緒に守っていくことで、年に一度のお墓参りがより晴れやかになる。そして晴れやかなお墓参りは必ずあなたに幸せを舞い込ませてくれる。墓守の会は、そう確信しています。
