新型コロナウイルスに気をつけながらも、国は「GoToキャンペーン」を考案しました。多くの人が移動することで経済が活性化するからです。しかし、観光地や行楽地に人が密集することは憚れます。では私たちはいったいどこに行けばいいのか、そう考えると行き先はもう一択。お墓参りしかないのではないでしょうか。墓守の会は「GoToお墓参り」を推進します。
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観光地よりもまずはお墓参り 令和新旅行スタイルの提案
昨今はパワースポットが大変ブームですが、あなたのご先祖様が眠るお墓は、あなたにとって一番のパワースポットです(詳しくはこちらの記事『お墓は最強のパワースポット どこよりもわかりやすいその理由』をご覧ください)。
お墓はご先祖様がいる場所です。ご先祖様がいて私がいる。自分のルーツに触れることで自分自身が今ここにいることを改めて実感できます。わたしたちはコロナ禍という大変な時代を生きなければなりませんが、ご先祖様の存在に触れることで、幕末を生きたご先祖様、戦争の中で命を落としたご先祖様など、時代時代によって困難に直面しながらも、たしかに私たちのご先祖様が生きてきたのだなという事実に、安心できます。
お墓は祈りの場所です。苦しいことや辛いことを吐き出し、嬉しいこと楽しいことを語り、こうなってほしいああなってほしいといった願望など、さまざまな感情や思いをご先祖様にさらしてみましょう。きっとご先祖様はあなたの思いを受け止めてくれて、気持ちがすっきりと落ち着くことでしょう。
お墓は野外にあります。そしてあなたのおうちのお墓には基本的には他の人はお参りしません。ですからよほどのことがない限り、三密状態を避けることができるのです。
だからこそ、まずはご先祖様が眠るお墓に「GoTo」してみてはいかがでしょうか。
お墓参りのあとの娯楽や旅行にはご先祖様も一緒
お墓参りのあとの食事はとても美味しいものです。お墓参りのあとの娯楽はとても楽しいものです。なぜならご先祖様も一緒だからです。1人分の楽しみが2人、3人、4人と倍増するわけですから、なんだか心地がいいのです。
お墓参りのあとには、必ず娯楽をひっつけるのをおすすめします。こうすることでお墓参りが楽しくなります。お墓が近くにある人は「GoToイート」で美味しいランチやディナーを堪能する。お墓が遠くにある人は「GoToトラベル」ですてきな宿に泊まってみる。
もちろん、コロナウイルスの感染拡大には細心の注意を払わないといけません。国や自治体が行動を制限しているときはその方針に従うのが賢明です。
とはいえ、こうした社会不安が増大しているときだからこそ、祈りの力が大切になってきます。さまざまな不安や苦しみが襲いかかってくるからこそ、一旦気持ちを落ち着けて、ご先祖様に手を合わせてみましょう。
令和は「Withコロナ」の時代。令和の新しい旅や娯楽のスタイルとして、いまこそお墓参りを推していきます。
そして、お墓参りだけで終わらせてしまうと、なんだか味気のないストイックな祈りの巡礼になってしまいます。お参りのあとにはささやか娯楽や旅行を楽しみ余裕が、私たちをホッとさせてくれるに違いありません。